僕が設計の仕事をするときに大切にしている事があります。
それは「クライアントと自分が出会ったからこそできるもの」
になっているかどうか。
空間の設計に限ったことではありませんが、
ものをつくるって、膨大な量の取捨選択の積み重ねです。
ひとつひとつの判断に、
クライアントの人となりや価値観が現れるものにするのが大事だと考えていて、
それらを積み重ねて出来上がった空間は、
使い手に永く愛されるものになると信じています。
設計者として、自分らしさがいかに表現できたかよりも、
「クライアントと自分が出会ったからこそできるもの」
がつくれた時に、最高の喜びを感じます。
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